トイレリフォーム, 生活/暮らし, 逗子

東海市でトイレリフォームが急増している理由とは

トイレは住居設備の中でもとても重要な位置づけです。家族全員の共同スペースであり、水を使用するため劣化しやすく衛生面にも気を付けておきたい場所になります。使用頻度が高いため、一般家庭では15年に1度はリフォームをするのが望ましいですが、東海市ではこのトイレリフォームをする件数が急増している地域です。東海市の2018年12月現在の人口は約15万5000人で、総世帯数が6万世帯です。

そのうち、トイレリフォームを過去1年間の間でおこなった件数が約2万7000世帯になっています。なぜ半数近い世帯でトイレリフォームをおこなったのか、その理由は住居スタイルと高齢化が密接に関係していることが伺えます。東海市は1970年代の高度成長期に大規模な宅地開発がなされた地域です。その時代に建設された住居や集合住宅は、和式トイレが一般的でした。

2018年になると当時建設された住居は築年数を重ね、特に劣化しやすいトイレはリフォームする時期を迎えていたということです。また、東海市では60歳以上の高齢市民の数も増加しており、和式トイレは使い勝手が悪いということも相まってトイレリフォームが盛んになっています。2018年にリフォーム件数がピークを迎えたのは、東海市が65歳以上の高齢者世帯を対象にリフォーム工事の補助金を上限10万円まで支給したことが要因です。住居内でとても重要な設備であるトイレを、快適な空間にしようと考えた方々が多かったということでしょう。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です